Tag Archive for 27年11月号

波紋

 先日、戦後70周年の展示会がキャリアセンターの3階で開催された。パネルには戦時下における中央大学の状況が細かに記録されていた。私たちは戦前・戦後について、必ず受動的に思考してしまう。戦後に生まれ育った故に仕方がないのだろう。展示されているパネルを目の前にして、史実として理解し得ても再び言語化する事にはためらいが残る。語りえぬものの前に沈黙してしまう◆パネルを見終わった後、ふと自分の顔がその背後とともにキャリアセンターの窓ガラスに映っている事に気が付く◆ガラスに映る自分や背後のモノたちの後ろに夜景が透けて見える時、自分や背後のモノたちは二つ存在するが、窓ガラスの外から見ても夜景は二つ存在しない。その抜け目のない非対称性の根源は、中と外の明暗の差が所以だ◆少し話がずれてしまったが、現物の自分から窓を見た時、静止画と風景画が重なっているこの状況を上手く利用すれば、異質なものをひとつに編み上げ言語化する事は可能なのかもしれない◆ガラスに映る世界は、光源の具合を少し変えてみるだけで色合いも輪郭も少しずつ変容して行く。目を少しそばめてみるだけでも見え方は異なる。表現の可能性は広がって行く◆表現の可能性が広がる事は、事実が発散してしまう危険性をはらむ。発散した欠片は恣意的に組み上げられ、他者を排撃する手段にもなりうる。各自の倫理観が問われる◆パネルを覗き込んで過ぎ去りし時を思いやる。鼻先が付くほどパネルを覗き込んだ後、遠目から眺めてみる。当たり前のように景色に変わり映えはない。パネルに鼻先の油が付いてしまった事を除いて。

学内続く改装 学生利用増やせるか

文学部棟のパウダールーム


 夏休み明けの9月23日。ヒルトップ二階の改装工事が完了し、レストラン部分がリニューアルオープンした。また、多摩キャンパス三号館中層棟一、二階踊り場の女子トイレがパウダールームとして生まれ変わった。それぞれ厚生課、管財部にお話を伺った。
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マイナンバー制度「情報漏えい 危険少ない」

講演会の様子


 NEC番号事業推進本部の金澤正樹氏による講演「マイナンバー制度~その影響と可能性~」が10月9日、Cスクエア中ホールで行われた。金澤氏は約70人の聴衆に向けて、今後の制度運用の流れや情報管理等について講演した。
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