Tag Archive for 25年11月号

宗教探訪 高幡不動尊

重要文化財 不動三尊

 日本にある様々な施設を訪れ、宗教に関する知識を深めようという趣旨で始まった「宗教探訪」。

 前回の「日本ハリストス正教会」に続き、今回は本学の学生にも馴染み深い、「高幡不動尊」こと「高幡山明王院金剛寺」にお伺いした。

 以下にその模様をお伝えしたい。
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第4回 中大OB・OG訪問記 中央大学 文学部教授 保健科学研究所所長 藤井 輝明氏

藤井輝明(ふじいてるあき)氏
【ご略歴】 1957年、東京都生まれ。保健科学研究所所長、日本健康医学会学術評議員。中央大学経済学部、千葉県立衛生短期大学第一看護学科卒業。筑波大学大学院修士課程、名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了のち医学博士。現在は中央大学保健体育研究所客員研究員として教鞭(非常勤)を執っている。現在は顔に病気や傷のある方々の偏見を無くすため活動している。

 各所でご活躍されている中央大学の先輩方を訪問し、様々なお話を伺う「OB・OG訪問記」。

 第四弾の今回は、文学部で教鞭を執る傍ら保健科学研究所所長を務める、医学博士の藤井輝明氏にお話を伺った。

 二歳で発症した「容貌障害」と戦い、中央大学経済学部を卒業してからは公益法人で事務官を務め、のちに修士号と博士号とを修めた藤井氏は「生きることは楽しいことだ」という。その原動力はどこにあるのか、お話を伺った。
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第弐回 学生図鑑 木野 健太 君

商学部貿易学科2年 木野 健太 さん

 今回私が紹介したいのは岐阜県出身商学部貿易学科2年の木野健太くん。某ファッション雑誌にスナップ掲載された経験もあるおしゃれさんであり、人懐っこい笑顔が印象的である。友人からはきのっちと呼ばれ親しまれている。
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波紋

2020年のオリンピック開催地が東京に決定した。滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」アピールも東京誘致に一役買ったに違いない◆しかし、日本の「おもてなし」は本当に優れているのだろうか。実際のところ、異文化への理解や配慮はあまり進んでいないように思う。その例としてまず挙げられるのが、イスラム教徒への対応だ。今まで日本はイスラム教徒に対し殆ど無関心だったのではないか。国内におけるムスリムへの食の配慮や礼拝所の設置も遅れている◆イスラム世界へ早く目を向けないのは大きな損失だ。ムスリムは世界人口の約四分の一を占め、貧困国も含めイスラム世界のGDPの年平均伸び率は13・9%に及ぶ。海外に旅行に行くムスリムも多い◆彼らの日本への印象は悪くなく、むしろ良いにも関わらずムスリムは日本に来ない。その理由として、ハラールフード(経典シャリアに則って「食べてもいい」物)のメニューがないこと、礼拝所がないことなどが挙げられるという◆そこで筆者は先日、不勉強ながらムスリム一日体験を試みた。といっても礼拝は省略し食事だけハラールで、という簡易すぎる計画だが、それでも困難を極める。都内で簡単な昼食を取るだけでも右往左往だ。ハラール認証(ハラールと専門機関によって認められた証)はおろか「ポークフリー」などの表示すら見当たらない。チキンサンドでも中にベーコンが入っていて慌てて取り除く始末。厳格なムスリムならばポークエキスもアルコールが微量入った調味料も駄目、その他様々な規定があるから絶望的である◆もちろん、完璧に対応するのは難しいだろう。しかし、ムスリムが決して許せないポイントもある。そこに配慮しないと不快感を与えかねない。ハラール認証は難しくても、せめて「ポークフリー」の表示があれば、「おもてなし」の気持ちが伝わるかもしれない◆オリンピック東京招致には賛否両論あるが、決定したからには良いものにしたいのは共通の思いだろう。「おもてなし」には文化の違う人々に配慮した工夫が不可欠だ。有言実行な日本でありたいではないか。