Tag Archive for 23年10月号

波紋(1229号)

 バリバリと音がする。ふと見ると、正面に座るオッサンが菓子パンを開けている。ここは電車内だぞ、まったく。しかもオノレが座っている所は、優先席だろう。最低限のマナーぐらい守れよ、ボケナスがっ!◆これが、通学途中の日常だ。「電車内で、お食事してはいけません」って、誰も教えてくれなかったんでしょうね。可哀そうなオジサンです。会社にも家にも居場所がないんでしょう。そう思うと、あなたのハゲすら愛おしい◆こんなオッサンなら仕方ないが、これが公人ともなると話も変わろう。確かに、前後のコンテクストも分からない為に声高な批判は出来ないが、「放射能をつけちゃうぞ」は、余りに頂けなかった。聞く所では売り言葉に買い言葉だった様だが、それでも糾弾されて仕方ない◆だが、公人では無いからと言って、傍若無人な振る舞いが許される訳でも無い。何だか最近、我慢の出来ない人が多いと思う。先にも挙げたが、特に公共交通機関でのマナー違反は目に余る。電車内でビールを飲み食事をし、中には地べたに座って奇声を上げる集団もいる。そんな連中のズボンには、大きく「CHUO UNIV.」の刺繍が入っているものなのだが◆尤も、彼らの様なタコ助だけが批判されるべきでもない。彼らの様なオタンチンを育んだ社会にも責任があるのだ。社会、これは即ち我々自身である。そして私も、批判を受けても仕方ない人間の様だ。何故かって?僕は冒頭で、オッサンの正面に座っていました。オッサンが座っていたのは優先席、では、その正面に座る私の席は…。

被爆地の夏

 「昭和20年8月9日午前11時2分」。これが何か、皆さんはお分かりだろうか。多くの人は、ここに「ナガサキ」という文字を加えれば、「ああ、原爆ね」と気づくだろう。

 この夏、故郷の長崎に戻った私は、数年ぶりに「式典」へと足を運んだ。長崎で8月に「式典」といえば、「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を指すのである。今年の式典で特筆すべきは、在日米国大使館からジェームス・ズムワルト首席公使が出席した事だ。これは、原爆投下国のアメリカからは初となる参列である。
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多摩キャンパス喫煙所閉鎖


 本学多摩キャンパスでは、受動喫煙防止対策の一環として、夏季休業中の8月から9月にかけて、喫煙場所の大幅な変更が行われた。

 平成14年制定の健康増進法の第25条には、「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」と規定されている。

 その為、本学でも学内の禁煙・分煙措置の一環として、平成18年4月には建物内の全面禁煙・指定喫煙場所以外での禁煙の徹底を進め、平成21年3月には喫煙場所と禁煙区域の明確な差別化を目的として、一部の喫煙場所に屋根を設けるなどの対策を取ってきた。

 しかし、学内の喫煙マナーはあまり改善されなかった。
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