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連載小説「駿河台の記者たち」  いよいよスタート!

 新聞学会OBの長瀬千年さんの小説「駿河台の記者たち」のWEB連載が始まります。舞台は1960~65年ごろの中央大学。新聞学会の記者たちの慌ただしい日々を中心に、当時の大学や社会の様子をいきいきと描いた物語です。毎週水曜日に新聞学会のホームページで更新します。

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著者紹介/長瀬 千年(ながせ・せんねん)

 岐阜市生まれ。岐阜高校卒、中央大学法学部政治学科を卒業後、1965年に北海道新聞社に入社。学芸部、社会部記者、編集委員として国内外を取材。2001年に定年退職。現在は北海道北広島市に在住。地域くらしistとして、地元で大志さくら会などの活動をしている。

 主な著書に「3人8脚さくら前線にっぽん旅」(柏艪舎)、「我々の昭和町」(岐阜新聞社)、「十勝人」(北海道新聞帯広報道部編)、「北海道発地球新街道4万キロー北緯43度圏を走る」(北海道新聞社編)ほか。

駿河台の記者たち①

駿河台の記者たち[1]

長瀬千年・作

 

 かつて中央大学は、東京・神田駿河台にあった。この物語は1960~65年ころ、中央大学新聞学会の記者たちが、学内外とどう関わって活動したか、終戦からほど近い東京を投影して綴った創作である。

アプローチ

「まもなく御茶ノ水~」

 国鉄中央線の中野駅でオレンジ色の東京行き快速電車に乗り込んだ流志朗(ながれ・しろう)は、車掌がアナウンスしたく御茶ノ水〉の響きに、得も知れぬ幸せを感じた。高校まで過ごした岐阜県から東京の大学に進んで、 この日からいよいよ授業開始。天にも昇る夢心地で学生生活を始めたばかりなので、当然かも知れない。

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