中央大学時間割変更へ

中央大学では、多摩キャンパス、後楽園キャンパス共に2019年度から授業時間割が変更される。

従来は1時限あたりの授業時間が90分であったが、変更後は100分となる。また、それに伴い授業開始時刻が20分早まり、9時に変更される。加えて7時限目が廃止される。
 今回の変更によるメリットは多分にあると言える。半期につき15週の開講であったが変更後は14週となり、それによって研究やゼミ活動、インターン、ボランティア活動、短期留学などを行う機会が確保される点がまず挙げられる。他にも半期あたりの授業時間が50分間増加することになるため、その時間を有効に活用することでより高度な学習を行えるという点がある。

 一方で問題視されていることもある。(Ⅰ)授業開始時刻が20分早まることで学生を含むすべての中央大学関係者にとって負担が増加することとなるのではないか。(Ⅱ)近隣の明星大学と帝京大学と1時限目の開始時刻が重なることによってモノレールや一部のJRが著しく混雑するのではないか。このような問題点がある。
 これらの問題について回答を提示して下さったのは、中央大学学事部企画課長の金井氏と同課副課長の瀧本氏だ。同氏らによると、「(Ⅰ)については授業開始時刻を従来通りにして授業終了時刻を遅くするという案もありましたが、遠方から通学する学生の負担、女子学生の安全などに配慮した結果です」「(Ⅱ)については近隣の他大学と授業開始時刻を少し変えて9時10分とする案を含め、複数案があったものの、最終的に9時からの開始と決定されました。このことで理工学部の教授や学生との交流授業が可能となるというメリットがあります。また、混雑については実際に起こると想定されるため多摩都市モノレールにかけ合い、ダイヤ改正と安全管理についてお願いはしました。ダイヤ改正については一大学のために大幅に調整することは困難だとは思われますが、4月には多摩モノレール初のダイヤ改正が行われるため、そこに期待したいところです。多摩モノレール側からは、新宿方面から来て高幡不動駅を経由する乗客が多いので、乗客を分散させるために一旦多摩センター駅を経由する通学方法を学生に推奨するよう言われていますので、今後周知に努めようと思います」とのことだ。

 新学部が設立され、法学部の都心移転を見据える中央大学は現在分水嶺にあり、そのような中で時間割変更も行われる。中央大学が変わろうとしている今こそ、学生の皆さんも自分たちの通う大学に改めて目を向けるべきではないだろうか。 (藤田)

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