中央大学ブランド力向上企画「ワイガヤ」開催

11月24日、学員会主催の中央大ブランド向上企画「ワイガヤ」が開催され、学部や学年の異なる総勢約120名の本学学生たちが、12のグループに分かれ、中央大学のブランドイメージについて話し合った。

中央大学ブランドを確立するための方法について、全体で話し合った際には「スポーツが強いことを前面に出していくべきだ」「中大設立における中心人物の銅像を建てるべきだ」「SNSを利用した広報活動に注力すべきだ」などの様々な意見が出た。

その中でも中央大学の「顔」として、花井卓蔵(本学の一期生、法曹界や政界で活躍をした人物)や増島六一郎(本学の創設者の一人、初代校長)などの認知度を上げるべきだ、という意見が複数見られた。早稲田大学と言えば大隈重信、慶應義塾大学と言えば福沢諭吉といったように、大学には「顔」たる人物がいる。その「顔」として中央大学に深く関わりのある人物を押し出すべきだという意見だ(=「大学の顔」に関する記事は前号第5面に掲載)。実際のところ、大学名を聞いた際に思い浮かべる人物がいるということは、特有性が肝心なブランディングの性質からして重要なことであろう。

「ブランディングとは『ならでは』を発見し、それを定着させることだ」と語るのは、中央大学大学院戦略経営研究科フェローであり、一般社団法人日本能率協会主任講師を務める細田悦弘氏だ。同氏はブランディングの手順に関して、「第一に、ある集団に特有な強みを明確にすること。続いてその強みを集団の内部に浸透させること。最後に集団の外部に強みを発信することが大切になる。今日学生の皆さんが行ったのは第一段階に過ぎず、まずは中央大学内部に中央大の強みを浸透させていくことが目下の課題だ」と語り、話を結んだ。
白門57ネットの「最近の活動」によると、「現在は中央大のブランディングを考えるファーストステップにあり、学生だけでは限界があるため、大学も一体となって取り組む必要がある。年明けの2月くらいまでには次の方針を決めるよう、白門57ネットで議論を詰めていきたい」とのことであり、次の報告を待ちたい。

これまで具体的なブランドイメージが定着しなかった中央大学だが、OB・OGや学生、大学当局が一体となることで、いま変革がもたらされようとしている。(藤田)

ブランディングイベントに参加してー運営としてみえたことー 変人学部一年

初めまして、経済学部1年の橋本匠と申します。今回白門57ネットのOBの方々に、僕の所属する学生団体がお声掛けを頂き、「ワイガヤ」に運営として参加させて頂きました。

駿河台記念館で行われた事前の会議に参加した時に感じたのは、OBの方々の本イベントに対する熱意です。その日は20人以上ものOBの方々が集まり、現役中大生に向けてどのようなメッセージを届けるかについて議論がなされていました。中央大学のブランド力を向上させるために、学生達と共にこれからの中大の姿を考えていけるような企画にしたい。社会人世代の方々だからこその、母校に対する想いの強さがひしひしと伝わって来たのを覚えています。

当日はなんと116名もの学生が参加。まず初めにOBの細田さんから、「ブランド」とは何かというお話しを頂きました。ブランドとは確かな信頼と実績によって支えられているというお話は、普段の生活の中で聞けるような話ではありません。続いてのグループディスカッションではチーム毎に分かれて、中央大学の強み・個性を10個ずつ挙げるという課題に挑戦!初めは苦戦するかと思われたこの議題でしたが、一人ひとりが自身の経験を元に意見を出し合うことで、あっという間に10個ずつポイントを挙げ切ることができました。
壇上で各チーム毎に出た意見を発表し合う場面では、自分達からは出なかった意見が他のチームから多く挙がったのを覚えています。各界で活躍するOBの方々の話から、中央大の知られざるゆるキャラ「はくもん」の話まで。自分と同じ学生とは思えないほど高レベルなプレゼンには圧倒されてしまいました。

その後細田さんから、今回学生から出た意見を踏まえた中央大のブランド力についてのお話があり、質疑応答では先輩方の胸に秘められた、中大に対する想いが語られていました。
今回のイベントに運営として関わった中で思ったことは、皆さん一人ひとり普段から口には出さずとも、自分の大学について日頃から思っている事があるという事です。中央大学が今後さらにブランド力を向上させていくためには、学校側だけでなく生徒も主体的に意見を出し合うだけでなく、気軽に議論できる場所がある事が大切なのだなと感じました。

当初は学生が集まるかどうか危ぶまれたものの、最終的により良い中央大に向けて活発な議論が巻き起こった本イベント。来年の開催も楽しみです!(橋本)

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