中央大学の図書館は236万冊もの蔵書を誇っており、学生たちが学業に励む上で、ある種の中枢となっているのは言うまでもない。レポートや論文の執筆をする際、図書館の資料は非常に重要となってくる。また、資格や試験の学習をするスペースとしても有用であり、毎日多くの学生がここを訪れる。
そんな図書館だが、パソコンの使用に関して悩んだ経験はないだろうか。備え付けのパソコンは資料検索用であることが多く、それ以外のweb検索やwordソフトの使用は行えない。自前のパソコンを持ち込むことは可能だが、使用エリアが制限されることにも注意が必要である。また、パソコンを持ち歩くことは、荷物になるとして避けたい人も少なくないだろう。
そんな人にお勧めしたいのが、図書館三階にある情報リテラシールーム「CITRAS」の利用だ。ここはパソコンを用いた授業や講習会で用いられることが多い学習設備だが、個人で利用することが可能だ。先述のweb検索や、word・excelといったソフトを利用する作業を行えるほか、プリンターが設置されているため印刷も合わせて行える。図書館で資料を借りて、その場でレポートの執筆を始める……という流れも勿論可能だ。USBメモリなどを用意して、作業を家に引き継ぐのもよいだろう。
ただし、この利用にはいくつか注意点がある。学部によっては、パソコン室に特殊なソフトがインストールされている場合があるのだが、そういったものは使えないことが多い。Officeなどの基本ソフトが使えるということは留意しておこう。また、当然のことながら授業や講習会で使っている時間帯は利用することができないので、事前に開室スケジュールを確認しておくことが望ましい。