学内女子トイレ 混雑の理由は

 男性諸君は「男でよかったと思うこと」を訊ねられた時に、一度は考えたことがあるだろう「トイレが女子に比べて混まない」ということ。多摩キャンパスでも例にもれず、女子トイレに長蛇の列ができている光景を目にすることは多い。しかし、それは単に男性の方が「時間がかからない」というだけではないことは、あまり知られていないようである。実のところ、多摩キャンパスのトイレは男子と女子で個室数(便器数)に4倍ほどの差がある所があるのだ。 

 学部生が頻繁に利用する法学部棟、経済学部棟、商学部棟などの各学部棟は各階の階段付近に男女ともトイレが設置されているが、男子が小便器6つに個室2つであるのに対し、女子は個室が4つしか存在しない。8号館でも男子は小便器、個室合わせて9つであるが、女子は2つから3つである。ここまで男女で個室数に差があるのだから、女子トイレは混んでいても仕方がない。 

 なぜこのような作りになったのだろうか。管財部調達課によると、多摩キャンパス建設当時の男女それぞれの学生数に応じて、個室数を決定したという。多摩キャンパスが建設された当初は今より圧倒的に女子生徒の数が少なく、作られる個室数も必然的に男子に比べて少数となったのである。 

 8号館では、階段室以外のトイレは2個というわけではなく、それぞれ適当数配置されている。女子学生の増加に伴い、見直しをかけられる部分は見直しを進めていくとのことで、先般のパウダールーム改修工事では用途を使い分けることにより、一定の混雑緩和も見込まれている。また、随時和式から洋式へと更新されていく予定だ。 
 普段の生活で、異性のトイレというのは立ち入ることはなく、その内実を考える経験はあまりない。夏が明け後期の授業が始まったわけだが、男女ともに快適な大学生活を過ごしたい。

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