変わる入試 変わる大学

 今年も中央大学では入学試験がスムーズに行われた。大学受験は文科省の新要領導入で流れが変わりつつあり、中央大学入試もその影響をうけている。入学センター入試課の星野さん、木下さんに詳しく話をうかがった。

 まず本年度の入試変更点に、法学部でのTEAP(英語外部入試)型導入が挙げられる。TEAPとは日本英語検定協会と上智大学作成の大学受験を目的とした英語試験で、ビジネスや留学用試験のTOEIC・TOEFLとは一線を画す。

 中央大学のほかに法政大学、青山学院大学等も本年度新しく導入するなど、英語外部試験活用の波は広がりをみせている。グローバル化が進むなか各大学は英語力をより重視しており、中央大学でも今後、経済学部・総合政策学部等で英語外部試験活用を拡大する予定であるという。
 
 また法学部のセンター試験利用型は従来5教科に限定していたが、本年度に3教科型が新たに導入された。この変化について問うと、「法科大学院に進めば数学的技能が必要となるので、従来は国公立大受験者をとりこむため5教科型に限定していた。しかし新要領で理科負担が増えたことにより受験者の間で国公立離れ・私立文系人気がおきた。そのため新しく3教科型を導入した」とのことだった。

 また、近年、私立大学の一部でキャンパス移転が相次いでいる。少子化のなか生き残りをかけ都心部へ移転する方向性が進むなかで、昨年、中央大学法学部も都心回帰する可能性がうまれた。まだ確定事項ではないが、キャンパス立地は受験者にとって重要点であるだけに、今後の発表が待たれる。

 入試を通してアドミッションポリシーに沿う人材を獲得することが大学存続の根幹だが、一方で時代の流れにあわせた変革も大学側は迫られている。
 

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