公認会計士試験 2年次合格者4名輩出 うち3名最年少合格

 平成25年公認会計士試験(論文試験)において、本学より2年次の合格者が出た。髙木千愛さん、坂本光輝さん、高木武陽さん、三輪仁弥さんの計4名でいずれも経理研究所出身者。うち坂本さん、高木さん、三輪さんは19歳と最年少合格だ。合格者の心境や、経理研究所の実績とはどのようなものなのか。

 公認会計士試験の勉強は決して甘いものではない。加えて、大学生である以上学部の勉強との両立が必要だ。履修の組み方を工夫するなどして乗り切ってきたという。「手を抜いたぶん、合格は遠のきます。真剣に向き合わねばなりません」(高木さん)。成績が伸び悩んだり、下がったりして辛いときにも、さじを投げず向き合ってきた。勉強漬けの日々で、力がついているのかわからなくなる時もあったがあきらめずに努力した。

 合格者の心の支えになったものは何か。仲間の存在が大きかったと4名は口を揃えて言う。「良きライバルであり、同じ目標に向かう仲間。そういう人がいたから『ちゃんと勉強しよう』と思ってやれました」(三輪さん)。受験者同士、モチベーションを高めあえていたようだ。しかしそれだけではない。「わからないことを共有したり、一緒に考えたりすれば、知識を共有しあえます」(髙木さん)。仲間の存在は、心の支えになったばかりでなく、学習面でも支えになった。

 また、経理研究所講師や家族の存在も忘れてはならない。本人の努力はもちろんのこと、様々な人のサポートあっての合格であることは間違いないだろう。4名は、それぞれが支えてくれた人々への感謝の気持ちを胸に前を向いている。経理研究所で教えてもらったぶん、今度は教える側に立つことで貢献したいという者もいれば、会計士の仕事を頑張ることで親孝行がしたいという者もいる。なかには会計士の資格を生かしつつも、別の分野で可能性を広げたいという者も。いずれも恩返しがしたいという気持ちは変わらない。どんな形であれ、活躍することが最高の恩返しになろう。

 合格後、立ち位置や心境は大きく動いたという。「今までは、切羽詰まったなかでやってきました。そこに空白ができ、能動的に道を選択する時期に入ってきたと思います」(坂本さん)。合格者として扱われる以上は、周りの人々から求められるものも変わってくる。だからこそ、浮かれているわけにはいかない。「今まで以上に勉強することを頑張らなくてはなりません」(高木さん)と気を引き締める。

 中大から生まれた4人の若き公認会計士。謙虚な姿勢を忘れずに、活躍の場を広げていってほしい。

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