波紋(1232号)

<「波紋」は当会のコラムです。>

 季節も麗らかな春となった。白門をくぐり晴れて本学の一員となられた新入生諸君には、心からのお祝いを申し上げたい。実は本学進学が不本意だろうと不本意だろうと不本意だろうと、まあ良いじゃあないか◆皆さんが新たな一歩を踏み出す事になった今年だが、世界にとってもまた、大きな節目となる一年である。台湾の総統選では馬英九氏が再選され、ロシアでも既にプーチン氏が次期大統領に決まった。更に、米、仏、韓でも大統領選が予定されているし、北京政府においても次期国家主席が選出される◆世界情勢が目まぐるしく変化する年に、皆さんが大学生となったのも何かの縁だろう。国際社会同様、受け身では周囲から取り残されてしまうのだから、皆さんには「攻め」の選択肢があるのみだ◆実際に「攻め」て成功した例に、「アラブの春」がある。本年2月にもイエメンで大統領選が行われ、「アラブの春」後4人目の、形式上は民選による指導者が誕生した。国民の喜ぶ姿は、正に「春の訪れ」と呼ぶに相応しい◆ここで私事も恐縮なのだが、実は私にも「春」が訪れた。誰も攻めに来ない為、「僕は難攻不落なんだ」と言い張っていたのに、あっさりと陥落させられたのである。…え?攻めろって言ったくせに攻められてるじゃないかって?分かってないなあキミ!攻めさせるのも策の内って事だよ。あ、いや、スミマセン、そんな目で見ないで…いや、寧ろ、もっと冷たい視線で僕を見て!

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